クライアント
新潟県十日町市にある「カレー番紅花」様より、カレーに使っているスパイスをパンフレットにしたいとのご依頼があり、当事務所で企画・設計・デザインをさせていただきました。
カレー番紅花様ホームページ
http://www.banko-ka.com/
依頼内容
パンフレットを制作するにあたり、以下のご要望をいただきました。
- パンフレット自体にニーズを持たせたい。
- 扱っているスパイスをお客様に知ってもらいたい。
- パンフレットで継続的に集客を見込めるように。
- 雪まつりの時期に合わせたメニューの宣伝。
デザインについて
パンフレットを活かす
もともとパンフレットはその場限りのツールとしての傾向が強いため、「いかに手元に残してもらえるか」ということを意識。
そのために、「①おトク感」と「②揃える楽しみ」の二つを合わせたデザインとなりました。
【ニーズをもたせる】
パンフレット自体に付加価値をつけることでニーズを引き出すようにしています。
付加価値は店主の意向で「ドリンク無料券」を採用することになりました。
上記の「①オトク感」がこれにあたります。
【スパイス紹介】
カレー番紅花様が実際に使われているスパイスを資料として掲載しました。
スパイスの特徴・料理適正・効能などの情報を紹介。
西洋の漢方とも言われ、効能は普段の生活に役立つ内容となっています。
これも「①オトク感」にあたります。
【継続的に集客】
カレー番紅花様が扱われているスパイスは20種類を超えます。
パンフレットをシリーズ化し、スパイスの資料を集めることで、簡易的な小冊子を作ることができる仕様になっています。
未完成のものを完成させたくなる心理「②揃える楽しみ」と、付加価値の「①オトク感」を掛け合わせたパンフレットとなっています。
【雪まつり】
メニューの「カレーボール」が十日町雪まつりで大人気ということで、今回カレーボールの紹介となりました。
コミュニティ広場から近いのと、県外客が多いということもあり、店主の意向で「カレーボールの宣伝」が採用になりました。
コメント
今回は「パンフレットを最大限に活かす」ということに重点を置いた企画でした。
一度使われると破棄されることが多いパンフレットに、２つの要素を盛り込んだ形でユーザーにとって便利な物であれば嬉しく思います。